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医療・看護・作業・理学療法楽研究所―Physical Therapy―

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IADL(Instrumental Activities of Daily Living):Lawton and Brody, 1969

IADL(Instrumental Activities of Daily Living)は、家の中だけの動作だけでなく、より広い生活空間である地域における自立生活に必要な最低限度の日常的活動を想定しています。

Lawtonは、身体的活動能力より高次の活動能力を手段的活動能力とみなしていまして
以下のような8項目からなるIADLを作成しました(Lawton and Brody, 1969)。

丸で囲まれた数字の項目に該当したときには1点で、その他の項目に該当した場合は0点です。

A.電話を使用するための能力
① 自分からすすんで電話をかける(電話番号を探して自分でダイヤルする等)。
② 数か所のよく知っている番号にかける。
③ 電話には出るが、かけることはしない。
4. まったく電話を使わない。

B.買い物
① 必要な買い物は全部自分でする。
2. 小物の買い物は自分でする。
3. 買い物に出かけるときは付き添いが必要。
4. 買い物は全くできない。

C.食事の支度
① 自分で計画し、準備し、ちゃんとした食事を作って食卓にならべる。
2. 材料が提供されればちゃんとした食事を支度する。
3. 用意された食事を暖めたり食卓にならべたりするが、ちゃんとした食生活を保てない。
4. 食事を用意してもらい、給仕してもらう必要がある。

D.家事
① ふだんは一人で行い、ときには手助けが必要(大がかりな作業のときなど)。
② 皿を洗ったり寝具の用意などの軽い日常的作業は一人でする。
③ 軽い日常的作業はするが、適切な清潔さの水準を維持できない。
④ すべての家事に手助けを必要とする。
5. どのような家事もできない。

E.洗濯
① 完全に一人でできる。
② 靴下やストッキングのゆすぎなど簡単な洗濯はできる。
3. すべて他人にしてもらわなければならない。

F.移動の方法
① 一人で公共交通機関を利用するか、自分で自動車を運転する。
② タクシーを使って一人で外出するが、公共交通機関は使わない。
③ 手助けしてもらうか付き添ってもらえば公共交通機関を使って外出する。
4. 手助けが必要で、外出はタクシーか自家用車に限られる。
5. まったく外出しない。

G.自分の薬に対する責任
① 正しい時間に正しい薬の量を摂取する責任を負える。
2. あらかじめ一回分を分けて用意してあれば自分の責任で摂取できる。
3. 自分の薬を自分で摂取できない。

H.金銭管理の能力
① 金銭を自分で管理でき(予算を立てる、小切手をきる、家賃や請求料金の支払い、銀行へ行く)、自
分の収入を確保し、常に収入について注意を払っている。
② その日その日の買い物はできるが、預金したり大きな買い物には手助けが必要。
3. お金の扱いは一切できない。

以上の諸項目は、それ以後に作成されてきた各種のIADLの基本項目になってきた。

男性・女性に分かれているものもありますので参考にしてみてください。
『手段的日常生活活動(IADL)尺度』

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[ 2011/02/15 23:04 ] ●介護関連 | TB(0) | CM(0)
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