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運動による筋力変化:理学療法士に必要な知識

運動による筋力変化:理学療法士に必要な知識

理学療法士において筋力増強は日常業務内容の大きな割合を占めることが多いと思います.

筋力の増大についての筋線維そのものの変化としては,肥大と線維数が増えるという変化があります.

このうち,筋線維数の変化について復習しました.

筋線維数の変化

筋線維の増殖能力

筋線維の構成について次のような報告がありました,

『上腕二頭筋を構成する筋線維の数は平均約210,000本であるが,個人差が大きく,少ない個体では約110,000本,多い個体では約290,000本であり,実に3倍近い開きがある.』

この差は持って生まれたものなのか,その後のものなのか?

・もともと筋線維の分化は胎生期に起こり,以下の順で分化が進みます.

筋芽細胞→筋管→筋線維


筋線維には筋衛生細胞(サテライト細胞)がへばりついていて,この筋衛生細胞は(サテライト細胞)は筋芽細胞の特徴を持っています.

ということは,その後,融合して筋管になる能力を持っているということです.

ここで何らかの原因でこの筋衛生細胞が刺激を受けると,筋管となりその後,新しい筋線維になり増殖する能力を持つわけです.

ここで言う何らかの原因の一つが筋力トレーニングやADL訓練などの運動ということになると言うことですね.

筋力トレーニングによる筋線維数の増加

・前述したようにウェイトトレーニングなどを行うことによって筋線維数は増えるのですが,その増加率は数%以内であるということです.

ということは、筋力という点から考えると後天的な要因も関与はするのですが,大部分は先天的な要因と考えることが出来るようです.

どちらにしても,衛生細胞(サテライト細胞)が変化して行くということは,タンパク質合成などが上昇するなどの変化も起こると言うことになりますね。

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[ 2011/11/26 14:33 ] ●学問・理論 | TB(0) | CM(0)
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